Pixel Pedals of Tomakomai

北海道苫小牧市出身の初老の日常

続・GoogleのLocation History(Timeline)を可視化

GW も終わってしまい、ブログに書くようなネタが何もないのである。とは言え、別に何もしていなかったわけでもない。

最近はプライベートでずっと bevy を触っている。なぜ bevy かと言えば、 Location History を静的な画像ではなく、アニメーションとして可視化したいからである。そのためにはなんらかの方法でグラフィックを扱う必要があり、 nannou も目を引いたのだが、どうせならゲームエンジンをきちんと使ってみようと思った次第である。

hiratara.hatenadiary.jp

幸い、 bevy_slippy_tiles - Rust というクレートがあったので、これを足がかりに作業を始めた。 staticmap と同様に内部でメルカトルの計算をしているのだが、中途半端に googleprojection を使っていたりもして、まあ、取りあえず動くかなといった代物ではあるが、今回の用途には十分だ。

以下は 伊豆大島に行った ときの GPS のデータを可視化したものである。静的な画像で見るよりも、いつどこを通ったのかがわかりやすい。

ECS の使い方にも多少は慣れた。とは言え、この程度の用途であればパフォーマンスを気にする必要はないので、どんな風に書いても割と動きはする。

ところで、データの可視化で本当にやりたかったことは、今通っている道が初めて来たところなのか、それとも以前に来たことがあるところなのか、わかるようにするということである。現在、データは SQLite に入れており 、 geohash をキーにしているので、データを検索するだけなら実はすぐできる。ただ、検索して DB に入っている行をターミナルに表示するだけでは、残念ながら何もピンとこない。きちんとした可視化をする必要がある。今後、そのような可視化の機能を実装していくつもりである。