久々に数学やると混乱するので、メモです。
nとmを自然数とし、P(n) を 整数nについての命題とすると、
- (1).
は真ですが、
- (2).
の右方向は成立しません。
(1)の証明
- 左辺を満たすn' > 0が存在するので、n=n' + 1 > 0 とすれば すべての m≧n=n'+1>n' についてP(m)は成立
- 右辺を満たすn' > 0が存在するので、n=n' > 0とすればすべての m>n=n' についてP(m)は成立
(2)の右方向が成立しない証明。
凡例を示す。P(n) を n≦0 とする。このとき、左辺の命題は n=1 で成立するが、右辺は成立しない。
*1: