2009-01-01から1年間の記事一覧
モニャドセミナー3に行ってきました。破壊的代入と単一代入をモノイドと見なせるってのは意外な発見でした。こういう例は非常に面白いです。最後に一気に解説があった"スタンピング"については、CATEGORY THEORY FOR COMPUTING SCIENCEのP365に Representati…
前回のエントリの続きです。 1. P74 Sets^(C^op)(Y_C(),F) と Fが自然同型ってなんでわかるの? これ、改めて見るとP71の定理6より強いことを言ってるのですね。id:oto-oto-otoさんが強調されていた「自然」ってのは、これのことだとようやくわかりました。
kentaro714さんがFlickrに板書+メモを上げてくれてます。素晴らしい!勉強会の雰囲気を知りたい方はぜひご覧下さい。
第四回「層・圏・トポス 現代的集合像を求めて」勉強会*1に行ってきました。今回は、前回の復習をじっくり数時間やって、実際には数ページだけ進みました。で、ハマったのが二カ所です。 P74 Sets^(C^op)(Y_c(),F) と Fが自然同型ってなんでわかるの? P74 …
1台のマシンにApache2を複数インスタンス建てたくなった*1んで、調べたことをメモっときます。 先に結論 Apache2の複数起動は結構泥臭いです。httpdに「-f your-httpd.conf」オプションを渡すために、init.dスクリプトを複数用意しましょう。こだわりがなけ…
空輸で届きました!数学に特化した圏の話も楽しいんですが、やっぱ計算機科学分野を見据えた方がいいでしょってことでこの本を見つけました。しかし、Amazonでは残念ながら2版までしか買えません。そこで、駄目元でこちらに聞いたら、空輸してくれると言われ…
米田のレンマ(層・圏・トポス―現代的集合像を求めてのP.71)がどうも不思議な定理に感じたので、イメージ図を書いてみました。元の圏ではなく、Setsの圏内の図として書いてます。真ん中のC(を関手Fで移した集合)がhom関手をとる時に起点となる対象です。hom関…
せっかくの名著を、ただ積んでおくのは勿体ないです。『層・圏・トポス』読者の会 を作りましたので,みんなで協力して読みましょう! 今なら勉強会も行われているので、読み切るチャンスです。
第三回「層・圏・トポス 現代的集合像を求めて」勉強会に行ってきました。今日は書くネタもないので箇条書きで。 limitがわかれば、積、イコライザ、p.b.、終対象を覚えやすくなる limitの同等性により、これらは全て同等 p.b. と p.o. は同じ部分圏の極限・…
ListモナドとMaybeモナドに続いて、今日はIOモナドのお勉強をしてみます。 簡単な解説 IOモナドは実質的にStateモナドなので、こちらとかこちらとかを読んで下さい。ただし、状態は「世界」となります。世界によって値は異なり、新しい世界(副作用が施された…
寺田さんより10日で覚えるPython入門教室を献本頂きました。ありがとうございます!この本は手を動かして覚えるタイプの入門書で、「御託はいいからどうすれば動くんだよ?」って方に最適です。最初っからPythonの対話式環境を使うことになるので、難しい説…
有隣堂 ランドマークプラザ店が、2009年7月23日*1に閉店するとのことです。非常に残念。このお店の魅力は、なんといってもコンピュータ関係の洋書の豊富さでしょう。いまや洋書はAmazonで買えますが、やはり現物を見て買った方が安心できると言うもの。Compi…
Maybeモナドの実装です。 簡単な解説 Maybeモナドの関手のT_objectは、渡された集合に対して、すべてをリファレンス化した集合にundefを加えたものに移します。こうすることによって、元々持っていた値を全て表現すると同時に新しいundefと言う値を手に入れ…
勉強のためにPerlでモナドを実装してみました。 免責 圏論のモナドの概念をPerlでシミュレートしようと言うエントリであって、モナドを開発にどう利用するかなどについてはびっくりするくらい言及しませんので悪しからず。
モナドがわかれば終わるほどHaskellの世界は甘くないわけです。次の難関はモナドの合成・・・Stateモナドの世界からIOモナドの世界行ったりするのは大変だよねって話です。うん、確かに大変。以下のURLを参考にお勉強でしょうかねえ。 モナドの合成は難しい …
さらに前回の続きです。これで最後。Stateモナドにおける >>= の説明と、関数的なイメージを解説したつもりなのですが・・・。うーん、こりゃあ説明の仕方がとてもよくないですね(汗。解説に関して、もっとわかりやすいようにリベンジした方がいいかもしれま…
前回の続きです。2回で終われませんでしたorz今回は、Stateモナドの値の説明と、returnの定義です。モナド=Stateモナドとか、モナド=IOモナドなどと思うのは危険です。「Stateモナドは、モナドインタフェースの実装例」くらいに解釈するのがいいと思います。
3年前に理解しようとして惨敗した*1HaskellのStateモナドの解説に、リベンジしようと思います。圏論をちょっとはかじったので、今度こそまともな解説ができるはず。と言うことで、今回は前編です。圏論の知識は前提とはしてないですが、集合と写像にアレルギ…
今月のJava EE勉強会は欠席したのですが、MLで流れてたので情報共有を。DDDは6月で読み切り、7月くらいから次の書籍(?)に入るようです。 その結果、「Domain Specific Languages」に決定しました。 http://martinfowler.com/dslwip/ javaee-study グループ
第二回「層・圏・トポス 現代的集合像を求めて」勉強会 に行って来ました。今回は現役数学科の方が居なかったので、進行はゆっくりでした。頭痛で大変だった*1ので懇親会はめちゃめちゃ行きたかったけどパス。で、最後に話題になったのが、P59の「Setsではep…
第一回「層・圏・トポス 現代的集合像を求めて」勉強会の時に、一番難易度が高い証明だった気がするので書き直してみました。行間を埋めまくったので読みやすいと思いますがどうでしょう?
第一回「層・圏・トポス 現代的集合像を求めて」勉強会出てきました。現役の数学科の方も居て、久々に楽しい時間を過ごしました。やっぱ数学は最大の娯楽ですね! 層・圏・トポス―現代的集合像を求めて竹内 外史 さて、その中で出た話。全単射な射があれば同…
Moose::RoleはJavaのInterfaceなんかじゃないの内容を社内勉強会でやったので、スライドだけ貼っておきます。slideshareの貼り方ははてなブログでslideshareのプレゼンテーションflashを貼る方法で教わりました。
不具合が起こったので自分のためのメモ。 現象 $mech->back すると、以降Cookieが飛ばない 原因 LWPとWWW::Mechanizeのバージョンの相性。 LWP:5.825 (16 Feb 2009) WWW::Mechanize:1.34 (10 Dec 2007) Mechanizeを最新にするか、LWPがMechanizeと同じ頃のバ…
git-svn (git version 1.6.1)でプロジェクトを引っ張って来たらなんかブランチが大量に作られたので、ついカッとなって、 git branch -r -d my_svn_branch とかしてしまったら、元に戻せなくなった人のメモです。
formのonSubmitで指定した関数の戻り値をfalseにしてもactionで指定したページに 移ってしまいます。どこがいけないのでしょうか?<form action="testp.php" method="get" onSubmit = "doSearch(this)">...ベストアンサーに選ばれた回答<form action="testp.php" method="get" onSubmit = "return doSearch(this)">formのonSubmitで指定した関数の戻り値をfalseにしてもactionで指定したページに ... ついつ</form></form>…
Wikipediaのダブルディスパッチの解説が、とてもいいこと書いてあるんですがどうもわかりにくかったので、Javaで簡潔に書き直してみました。 概要 メソッドのオーバーロードでは昔以下で書いたように動的なメソッド選択ができません。 オーバーロードはコン…
議事録はこちら。7〜8月くらいから新しい書籍に入ると思われます。議事録に本の候補が出てますので、興味がある本が入っていたらGoogle Groupに入って「読みたい!」と自己主張すれば次回の本として選ばれるかもしれません。
19時よりDebug Hacks Conference 2009が開催されます。ustはこちらですって! 時間に間に合うようにテレビの前に集まりましょう。
今日はメモがグダグダなので、感想を別途。dankogaiさんのサンドボックス話が面白かったです。FreeBSD系にしか使えないとは言え、llevalのような機能を人に解説できるレベルで実現してしまうとこはさすがです。ありがたく聞かせて頂きました。kenjiさんの Ca…