酔った勢いで「SEと呼ばれるのは屈辱だ!」と問題発言をしてドン引きされたわけですが、それには理由もあるのです。*1
まずは大前提として、wikipediaによると、
であり、欧米ではSEは技術者じゃあないです。これが一番重要。
そして、以下も真です。
- SEの方がビジネス的に見れば直接価値を生み出せる
- SEの方が多くの人から直接感謝される
要は、SEの方がプログラマよりも直接的に社会の役に立ってる人だってことです。そのため、技術者をプログラマじゃなくSEって呼ぶのが褒め言葉であると言うのが社会一般の常識です。はい、正しいと思います。直接社会で価値(=お金)を生み出している人は、優れた人です。
でも、以下の側面も真です。
- SEは技術力よりもビジネスを円滑に勧める能力が必要
- SEはお金を感じ取れる力が必要
SEって呼称は、人間の出来を誉めているだけで、持っている技術は全く誉めてないってことです。さらに言えば、以下のようなことです。
この辺まで来るとスーツとギークの確執を知らないと理解は難しいですが、まあ、喩えるなら、人を感動させようといい歌を作って歌っているシンガーソングライターを、「きゃー、貴方かっこいいわ、素敵、大好き!!きゃーきゃーきゃー!!」とハートマーク全開で追っかけ回しながら誉めるか、「この歌は凄く心に染みますね。涙が出ました。」と誉めるかの違いです。
自分は後者の誉められ方がしたい。だから、プログラマーとかハッカーとかギークと呼ばれる方が嬉しいのです。
*1:プログラマーへのこだわりはこの3年前のエントリでも読めますね(笑)。