久しぶりにパソコンを購入した。と言っても、UMPCである。
ぶっちゃけ、小さすぎて普通のPCとしては使えない。デスクトップのWindowsが動くスマホ、という程度の使い勝手であることは想像できた。ので、買うべきかは非常に迷った。
とは言え、自転車移動をするようになって小さなPCは探していて、重さが500g程度なのも魅力だった。清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した。
まず、性能に関しては素晴らしいの一言。 VSCode も WSL も普通に動くし、 rust のプログラムもさくさくコンパイルすることができる。キーボードやディスプレイを外付けしてしまえば、当たり前ではあるが普通のデスクトップ機となる。
では、外付けせずに単体で使うとどうかと言えば、思っていたよりは使えるなあという印象を持った。キーボードの親指入力はスマホでやるよりは遥かに打ちやすいし、CtrlやEsc、Altも備えた普通のキーボードなので、bashなどの普段のキー操作が普通に使える。ただ、Emacsやtmuxのキーバインドは手癖で覚えているもののようで、親指入力で再現しようとすると、やはり全く手が動かなくなる(キー操作を思い出せれば入力できる)。
ゲームパッドによるマウス操作も、まあ、普通に使える。そういう意味では、きちんと使いやすさを考慮した入力インタフェースになっているなあと思う。キーボードにバックライトがあるのも地味に嬉しい。このブログも、暗い寝床で親指入力で書いている。
とは言え、この端末で文を打つのは、通常キーボードより遥かに疲れる。画面が小さいので当然だが、目の負担もハンパじゃない。その点においては、最初から小さいことを念頭に作られているスマホの方が上手であると言える。
最初にも書いたが、性能的には普通に開発ができる端末である。出先で簡単なコードを書いたり、コードリーディングしたりくらいは試しておきたい。AtCoderの練習をするくらいには使えるだろうか。ああ、そう言えば、Dockerをまだ入れていなかった。