Pixel Pedals of Tomakomai

北海道苫小牧市出身の初老の日常

矢上川と鶴見川

日曜日はいつも、矢上川から鶴見川へ出て鴨池橋まで走って戻って来るお決まりルートを走っている。今日はその模様を動画を撮影した。

youtu.be

写真と文章でまとめるのもいいのだが、動画のほうが圧倒的に情報量が多い。もちろん、その分作るのも大変なのだが、今回アップしたのはご覧の通りお目汚しにしかならないレベルの品質の動画である。このくらいであれば、作成コストはかなり低い。個人がクォリティの高さにこだわる必要はないわけだし、理想のクォリティのものが作れないからと言って何も公開しなければ、それは0ということになる。 better than nothing だ。そもそもインタネットの良いところは、個人が自由に情報を発信できるところだ。 YouTube 上にプロによる高クォリティの動画が溢れているからと言って、特に臆する必要もないだろう。

機材は 3 年前に買った insta360 go2 である。トランジションも音楽も入れていないのは、工数の削減という観点も大きいが、自分の好みによるところが大きい。サイクリング動画に求めるのは環境音を含めた臨場感であって、他人の趣味で選曲された音楽を聞きたいわけではないのである。声を入れているのも好みであるが、なぜ声が入っている方がいいのかは自分でもよくわからない。環境音だけだと、退屈に思ってしまうのは事実だ。音声のある動画のほうが、編集は圧倒的に楽になる。音声以外の部分を捨てて行くだけで、動画は完成する。

「ただ自転車に乗りながら喋るだけの動画」というのは、先人がたくさんいる。

ところで、 insta360 go2 でも割と目標としているものは撮れるのだが、どうせなら新しいカメラも欲しいと思う。 insta360 go2 は小さいところは本当に素晴らしいのだが、連続稼働時間の短さと動画品質の低さが気になる。恐らく間もなく発表されるであろう DJI Osmo Action 5 Pro だと稼働時間も品質も上がるだろう。また、チェストマウントに拘らないのであれば Insta 360 X4 も良い選択肢となる。カメラがどこを向いているか気にする必要がないというのは本当に魅力的だ。実際、今回の動画も前半はカメラが下を向いていてほぼ何も見えないのだが、こういう大失敗がなくなる。ただし、 360 度カメラを使うと、 なななさん のような前方と自撮りを組み合わせた動画になるのだが、腕やハンドルバーが入った視点ではないため臨場感に欠けるし、カメラが遠くなるので音声をどうかにかする必要も出てくる。

後何本かは insta360 go2 で撮ってみて、自分が必要とするカメラのスペックをきちんと考える必要がある。