Pixel Pedals of Tomakomai

北海道苫小牧市出身の初老の日常

Brompton x CHPT3 デイヴィッド・ミラー ライド

デイヴィッド・ミラーさんがいらっしゃるということで、 CHPT3 オーナーとしてライドに参加してきた。

prtimes.jp

お台場までは自走することにした。電車を使っても早起きすることには変わりないし、それなら走行距離を稼いだほうがいい。土曜の朝の中原街道は通勤中の自動車が多くかつ渋滞もしていないため、交通量が多くて速度帯も速く正直を言えば通りたくはないのだが、他に良い抜け道も知らないので仕方がない。命からがらに勝どき橋まで辿り着き、渡った先のコンビニで朝食を買って公園で頂く。

朝食を取っていると、ランドセルを背負った子どもたちを連れた親子連れが現れた。桜が綺麗だから写真を撮るのかな、と思ってみていると、母親がしきりに「マンションが映るように。マンションは絶対」などと言い出した。ははあ、これがタワマン族か。となると、子どもたちも小学受験を終えた後なのだろうか。本当にそれは幸せな人生なのかなと思ったりもしたが、まあ、他人のことをとやかく言う筋合いは自分にはない。

会場には集合時間の 15 分程前に着いたのだが、すでに人がたくさん集まっていた。 CHPT3 だけで 5 台持っているという方もいらっしゃっていて、このイベントの関心の高さが伺われる。 あまり知らずに一目惚れで申し込んだら当選して購入に至った 自分がこんな場にいていいのかと、ちょっと申し訳ない気持ちになる。

写真の真ん中にいる長身の後ろ姿がデイヴィッド・ミラーさんである。さすが世界有数の元プロサイクリスト、とてもかっこよい。ライドもお台場らしく、終始海を望める素敵なコースだった。

そして、お台場と言えばこれ。

映えだけのために、妙なスロープを走ったりもした。10台以上のブロンプトンがこの坂を下ったり登ったりするのは妙な光景である。

ビッグサイトでライドは終了したので、再び自走で帰ることにする。サイクルモードを当日券で覗いて行っても良かったのだが、 Google Maps の不具合を踏んでしまってそちらをなんとかしなければならなかったりと、ちょっと忙しかったので断念した。

帰りは違う道から帰ろうと思い、海岸通りを抜けて羽田空港に出るルートを選択した。首都高速1号線の真下を走る都道316号線、通常海岸通りは、驚くべきことに車道は自転車通行止めに指定されており、走ることができない。自転車は歩道を走らせるという方針の時代にルールを制定した後、見直せずに現在に至っていると思われる。とは言え、場所柄大型の車両は多いので、それを言い訳にあえて見直しを避けているとも取れる。どちらにしろ法で決まっている以上は仕方がないので、歩道をのんびりと進んで羽田空港に辿り着いた。

第三ターミナル直結の羽田エアポートガーデンはできてから1年以上が経つが、まだ入ったことがなかったので行ってみることにした。のっけからニッポン感満載で、さすがは海外旅行客目当ての施設だなと言ったところ。

施設内にはタリーズコーヒーが入っているので、そこで一休みすることにする。第三ターミナルの到着ロビーにもタリーズがあったはずなので、第三ターミナル近隣だけで2店舗があるということになる。のどが渇いていたので、チョコリスタを一気に飲み干す。

せっかくここまで来たからにはスカイブリッジを通りたかったので、自宅へは多摩川の川崎側を通って向かうことにする。この区間は未舗装路があり、道を知らないと迷子になってしまう。自分もそこまで詳しくないので、(直したばかりの) Google Maps を頼りに進む。ざっくり言えば、スカイブリッジを渡った後は 速やかに Johnson & Johnson 横の細いレンガ道の路地から多摩川沿いの道に出て、六郷橋付近までは舗装路を進める。その後は公道を通って戸手町交差点まで行けば、また多摩川沿いに復帰できる。ちょうど川崎競馬場練習馬場の辺りで、午前中であれば馬に会うこともできる。後は川崎側を登戸付近までは進むことができる。丸子橋から先は逆に東京側は舗装路がないので、羽田空港から多摩川の東京側を北上する場合は丸子橋で渡るのが良い。

家に着いて走行距離を見ると、 70Km ほどであった。最近雨が続いているので 90Km は走りたいところだったが、イベントに参加したりカフェで事務作業をしたりしていた割にはきちんと走れたほうだと言っていいだろう。